MG MS-05 ザクI ランバ・ラル仕様|Ver.2.0ミキシングで可動をアップデート

HOSS MODELING ARCHIVE / MG 1:100

ZAKU I
RAMBA RALMG MS-05 ザクI ランバ・ラル仕様|Ver.2.0ミキシング

MGザクI Ver.1.0の外観を残しながら、MGザクII Ver.2.0をベースに可動域をアップデート。古いMGを“今でも動かして楽しめるザクI”へ作り替えたミキシング作例です。

MG MS-05 ザクI ランバ・ラル仕様
00
CONCEPT

Ver.1.0のザクIを、Ver.2.0の可動で楽しむ。

この作例の目的は、外観を大きく変えることではなく、古いMGザクIの魅力を残しながら可動性能を引き上げることでした。

MGザクIは発売当時、プロポーションの良さが印象的なキットでした。一方で、その後に登場したMGザクII Ver.2.0は関節構造が大きく進化し、ポーズの自由度も向上しています。そこで、ザクII Ver.2.0を基本骨格として使い、ザクIらしい外装や形状を移植するミキシングに挑戦しました。

BASEMG ザクII Ver.2.0
EXTERIORMG ザクI Ver.1.0
STYLEランバ・ラル仕様
GOAL可動域の改善
01
MIXING

Ver.2.0を基本に、ザクIの要素を移植する。

工程の中心は、肩・胸部・手首・頭部まわりの調整です。

MGザクIとザクII Ver.2.0のミキシング工程
BUILD / MIXING 01
ザクIの外装移植工程
BUILD / MIXING 02
頭部と胸部の加工工程
BUILD / MIXING 03

基本はVer.2.0側を利用し、ザクIから肩・胸部・手首まわり、頭部中央のディテールを移植しています。肩の接続部は関節径が合わないため調整が必要でした。胸部や手首も内側を削るなど、干渉を避けるための軽加工を加えています。頭部は動力パイプ部分をポリパテで埋め、ザクIらしい形状へ整えました。

POINT|難易度は高すぎない
大掛かりなスクラッチではなく、既存パーツの移植と接続部の調整が中心です。初めてのミキシングとして取り組みましたが、工程そのものは比較的シンプルでした。
02
PAINT

青とカルグレーで、ランバ・ラル機らしく。

当時の作例では、缶スプレーを中心にシンプルに塗装しています。

ザクI ランバ・ラル仕様の塗装工程
PAINT / BODY COLOR
ランバ・ラルカラーの塗装作例
PAINT / COLOR CHECK

外装は少しパンチのある青とカルグレーを使用。インナーパーツはジオン系のMSグレーと、黒に近いブルーでまとめています。モールドにはエナメル塗料を流して陰影を強調。ウェザリングは行わず、色分けとラインで仕上げています。

03
COMPLETE

ザクIの姿のまま、ポーズの幅を広げる。

Ver.2.0ベースにした最大の効果は、完成後にしっかり現れました。

MG ザクI ランバ・ラル仕様 完成正面
COMPLETE / FRONT
MG ザクI ランバ・ラル仕様 アクションポーズ
COMPLETE / ACTION
MG ザクI ランバ・ラル仕様 完成側面
COMPLETE / DETAIL

外観はザクIのままですが、可動範囲はVer.1.0より大きく広がり、立ち姿だけでなくポーズを付けて楽しめる機体になりました。肩のボールジョイントはそのままだと緩かったため、木工用ボンドを少量使って保持力を調整しています。乾燥後も関節として動かせるため、当時は簡易的な調整方法として使いました。

04
RESULT

作って分かったこと。

完成後に見えた、ミキシングの利点と次に改善できる点です。

01 / MOBILITYVer.2.0化でポーズの自由度が大きく向上。
02 / WORK加工は移植と接続調整が中心で比較的取り組みやすい。
03 / JOINT世代違いによる関節径の差には調整が必要。
04 / NEXTランバ・ラル機ならF型よりJ型ベースの方が脚部加工を減らしやすい。
次に作るならJ型ベース
今回はMGザクII Ver.2.0のF型を使ったため、ふくらはぎ周辺に追加の処理が必要でした。同じ構成でランバ・ラル仕様を作るなら、J型を使う方がパテ埋めなどの工程を減らせると考えています。
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制作年代の異なるザクを見比べると、MGの進化もよく分かります。

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