MG キュベレイ・アンベリール DETAIL 01|PEARL & GLOSS 塗装・制作工程

DETAIL 01 / PAINTING PROCESS

PEARL & GLOSS塗装・制作工程

下地、パール層、クラック修復、細部の金属表現、展示まで。完成面の裏側を工程順に記録します。

MG キュベレイ・アンベリールのパール塗装完成作品
MG キュベレイ・アンベリール制作中の作業机

01 / BUILD OVERVIEW

光沢仕上げを成立させるための下地づくり

MG キュベレイ・アンベリールは大型の曲面パーツが多く、塗装面の状態が完成時の反射へ直接現れます。仮組み段階でモールドを彫り直し、各パーツの表面を確認しながら工程を進めました。

完成まで約18日。塗装工程は夜の作業を中心に約5日です。途中の塗膜クラックも隠さず、修復を含めた制作記録としてまとめています。

02

PAINT RECIPE塗装レシピと色の積層

各色を単色で終わらせず、下地からパール層まで重ねています。写真の4色を軸に、面ごとの光の見え方を組み立てました。

キュベレイ・アンベリールに使用した塗料

WHITE

サーフェイサーホワイト1500
クールホワイト
トパーズゴールド

PINK

サーフェイサーピンク
蛍光ピンク

PURPLE

サーフェイサーグレー
パープル
ホワイトパール

INNER FRAME

サーフェイサーブラック1500
ホワイトパール

ワンポイントにはレッドゴールド、指の関節にはエナメル塗料のチタンシルバーを使用しました。

03

BASE & PEARL下地からパール層へ

白い外装パーツの塗装工程
WHITE BASE / 白い曲面へパールの反射を加える
蛍光ピンクのパーツ塗装工程
PINK BASE / 蛍光ピンクで内部色を強調
内部フレームの黒サーフェイサー塗装
INNER FRAME / 黒下地をそろえる
大型ハンドの塗装工程
HAND / 大型ハンドの金属表現へつなぐ下地

光沢仕上げでは表面の荒れやホコリが目立ちやすいため、塗装面を確認しながら慎重に進めました。白と紫はパール層を重ね、光の当たり方によって表情が変わるようにしています。

04

TROUBLE & RECOVERY塗膜クラックの発生と修復

厚く塗りすぎてクラックが入った塗膜BEFORE / CRACK
塗膜クラックをスポンジヤスリで修復する工程REPAIR / SANDING

途中、厚く塗りすぎたためか塗膜にクラックが入りました。スポンジヤスリを使い、段差が目立たなくなるところまで表面を削ってから再塗装しています。

光沢塗装では表面状態がそのまま仕上がりに出ます。問題が起きた部分を一度整えてから塗り直すことで、完成まで持ち直しました。

05

DETAIL PAINT指関節とメッキシルバー

大型ハンドの指関節をチタンシルバーで筆塗り
TITANIUM SILVER / エナメル塗料で指関節を筆塗り
ガンダムマーカー メッキシルバーを塗装皿へ出す工程
CHROME MARKER / メッキシルバーで金属感を追加

特徴的な大型ハンドは、指の関節部分をチタンシルバーで筆塗りしました。メッキシルバーは付属のメッキデカールと質感をそろえやすく、メッキ感を残すためトップコートやクリアーを重ねずに仕上げています。

06

PANEL LINEモールドの彫り直しとスミ入れ

キュベレイ・アンベリールのモールドを彫り直す工程
ENGRAVING / 仮組み段階でモールドを彫り直す
タミヤ スミ入れ塗料ブラックでスミ入れ
PANEL LINE / ブラックで輪郭を整える

スミ入れにはタミヤのスミ入れ塗料ブラックを使用しました。あらかじめモールドを彫り直していたため、塗料が入りやすく輪郭も出しやすい状態です。

07

METALLIC DECAL素材から貼り付けまで

キュベレイ・アンベリール付属のメッキデカール
MATERIAL / 付属メッキデカール
バインダーへメッキデカールを貼り付ける工程
APPLY / 曲面へ位置を合わせて貼り付け

今回初めてメッキデカールを使用しました。扱いは通常のデカールに近く、細い部分は引っ張ると切れる可能性があるため慎重に作業します。

制作後に確認したところ、マークソフターなどの軟化剤も使用できる仕様でした。メインカメラも付属デカールを使用しています。

曲面へデカールをなじませる選択肢:今回の制作後に使用可能と確認したデカール軟化剤です。
08

DISPLAY / ACTION BASE浮遊感を生かす展示

アクションベース4 クリアのパッケージ
PACKAGE / アクションベース4 クリア
アクションベース4 クリアを組み立てる工程
BUILD / ニッパーでパーツを切り出して組み立て

完成後はアクションベース4 クリアを使用しました。本体が大きく、バインダーと脚部のシルエットも特徴的なので、接地させるより浮かせた状態の方が全体形状を見せやすく感じます。

はめ込み中心で組み立てられ、本体用アームに加えて武器用アームも付属します。大型キットの展示にも使いやすい構成です。

使用した展示ベース:工程写真のあとに、実際に使用した商品を掲載しています。
アクションベースで展示したMG キュベレイ・アンベリール完成作品

09 / COMPLETE

完成まで約18日。

久しぶりのパール塗装とグロス仕上げで、途中には塗膜クラックも発生しましたが、表面を整えて再塗装し完成まで仕上げることができました。

当初はUVレジンをエアブラシで吹き付ける案も考えましたが、下地塗膜への影響があったため今回は断念しています。この点は今後あらためて検証したい課題です。

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完成作品を見る

完成ギャラリーと、パール・グロス・メタリックの3つの見どころをSUMMARYでまとめています。

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4 Comments

  1.  お世話になります!!
    最近、まっぴら農業男子の修行をしておりますため、ガンプラを作る余裕がなく、キュベレイ君の塗装が完了しません。

    凄いいい完成度なので、見本にしたいと思います( ^ω^ )

    1. お久しぶりです。
      農業男子はこの時期暑さで大変でしょうね。雑草もかなり伸びてい草刈りも機械を使わないと終わらない事だと思います。頑張ってください!
      このキュベレイですが久しぶりにグロス塗装を簡単にやってみました。パール塗装でクリアを吹いただけなのでそんなにツヤも出ていませんが参考にしていただければ幸いです。

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