
BUILD ARCHIVE / ZEON MOBILE SUIT
MG MS-07BGOUF Ver.2.0
白立ち上げにクリアブルーを重ね、
砂漠を駆ける青をつくる。
01CONCEPT
青を塗る前に、
青の明暗をつくる。
今回の主役は、色そのものよりも塗装の重なりです。グレーのサーフェイサーを基準に白で明暗をつくり、その上へクリアブルーとGXディープクリアブルーを重ねました。
下地の濃淡を青の濃淡へ置き換えたあと、エナメル塗料によるスミ入れとウォッシング、ウェザリングペーストで砂漠戦を思わせる使用感を追加。最後に砂を固めた自作ベースと組み合わせています。
成形色から、砂漠戦仕様へ。
下地でつくった明暗が青へ残り、汚しで落ち着いていく流れを同じ機体で比較します。





02BUILD
仮組みで確認し、
肩のスパイクを整える。

Ver.1.0との直接比較はしていませんが、Ver.2.0はボリュームがあり、アニメのグフに近いマッシブな印象。キットは組みやすく、仮組みまでスムーズに進みました。
肩スパイクを鋭角に加工
プロポーションは変更せず、肩のスパイク先端を尖らせました。小さな加工ですが、完成時の輪郭を引き締めるポイントです。
03SURFACER
すべての色を、
いったんグレーへ戻す。

グレーのサーフェイサーは、表面をそろえるだけでなく、このあと白立ち上げで陰影をつくる基準色になります。成形色の青をいったん隠すことで、塗装の変化が読みやすくなりました。
サーフェイサーの役割と吹き方を見る ↗04WHITE GRADATION
白で覆わず、
グレーを影として残す。



全面を均一な白にせず、装甲中央へ白を置きながらエッジ側にグレーを残します。このコントラストが、次のクリアブルーを通して青の濃淡になります。
05CLEAR BLUE
透明な青で、
下地の明暗を色へ変える。
白立ち上げの上へクリアブルーとGXディープクリアブルーを重ねました。塗料が透明なので、白い部分は明るい青に、グレーを残した部分は深い青として現れます。
旧記事では2色の具体的な使い分けまでは記録されていません。ここでは使用色と、写真で確認できる仕上がりだけを整理しています。
一方でグフらしい青に仕上がり、クリアカラー塗装をまた試したいと感じた工程でした。


06FRAME / DETAIL / WEAPONS
外装の青と、
内部の金属色を分ける。

グレーサーフェイサーからクレオスのMSグレー・ジオン系スプレーで塗装。
一部をシルバーとゴールドで塗り分け、素材感に差をつけました。
モールドなどへ黒のエナメル塗料を入れています。

07WEATHERING
明るい青を、
砂漠の空気へなじませる。
エナメル塗料でスミ入れとウォッシングを行い、ウェザリングペーストを塗って乾燥させたあと、落としながら汚れを調整しました。



08DESERT BASE
作品の足元に、
砂漠の一場面をつくる。
アクリルで箱を作り、その上へ砂を接着剤で固めて地形を形成。最後に少し塗装して、グフの青と対照的な砂色の展示ベースに仕上げました。
材料の銘柄、接着剤の種類、塗装色は旧記事に記録がないため、推測せず掲載していません。


09 / FINAL GALLERY
MG MS-07B
GOUF Ver.2.0
BLUE × DESERT







10BUILD DATA / REVIEW
明るく仕上がった青も、
この作品の結果として残す。
クリアカラーでグフらしい青へ
白立ち上げの濃淡を残しながら、クリアブルーで明るい青に仕上がりました。
透明色は明度の見え方が変わる
立ち上げ塗装としては想定より明るい印象。完成まで進めて初めて分かる結果でした。
クリアカラーを再び試したい
今回の青を一つの基準として、別の作品でも透明色の重なりを試したいと感じました。
この作品で使った技法
- サーフェイサー ↗
- エアブラシ
- 白立ち上げ
- クリアカラー
- スミ入れ
- ウォッシング
- ウェザリング
- ベース制作
この作品で使用したキット
今回の制作対象であるMG 1/100 MS-07B グフ Ver.2.0です。制作工程と完成ギャラリーを確認したあと、キット情報を比較できます。