MG ドワッジ制作 DETAIL 03|マスキングで作る3色砂漠迷彩

05 制作記事DETAIL 03CAMO FILE 09G

MS-09G / CAMOUFLAGE REPORT / 03

MG DWADGEDESERT
CAMOUFLAGE

CAMOUFLAGE / PAINTING REPORT

マスキングで作る3色砂漠迷彩

重ねて、隠して、剥がす。3色迷彩が現れるまで。

3色砂漠迷彩を施した完成後のMGドワッジ正面

マスキングを剥がした直後の3色迷彩パーツ
REVEAL / PAINT LAYER 03
3 COLOR SYSTEM
COLOR STUDY01MASKING LAYERS02REVEAL03FINAL UNIT
迷彩塗装を終えて一度組み上げたMGドワッジ
WORKBENCH / PATTERN CHECK

INTRO / REWIND THE PROCESS

完成状態から、
最初の色まで巻き戻す。

MGドワッジの大きな外装へ、市販のクラウド迷彩用マスキングを使った3色の砂漠迷彩を施しました。しかし、いきなり本体へ柄を作ったわけではありません。

本番前にテストピースで色と柄を比較し、2色構成から3色へ変更。ここから、サンディブラウン、ダークアース、セールカラーを順番に残していく工程を追います。

PAINT SEQUENCE / 01—09

CAMOUFLAGE
PROCESS

3色迷彩が現れるまでの全工程

配色と柄を確認の工程写真01

COLOR TEST

配色と柄を確認

サンディブラウンの工程写真02

BASE COLOR

サンディブラウン

残す色を隠すの工程写真03

MASKING 01

残す色を隠す

ダークアースの工程写真04

COLOR 02

ダークアース

柄をさらに重ねるの工程写真05

MASKING 02

柄をさらに重ねる

セールカラーの工程写真06

COLOR 03

セールカラー

3色を現すの工程写真07

REVEAL

3色を現す

マーキングを追加の工程写真08

DECAL

マーキングを追加

つや消しで完成の工程写真09

FINAL FINISH

つや消しで完成

SECTION 01 / COLOR TEST

本番前に迷彩パターンと配色を試す

塗料を選ぶ、実際に吹く、組み合わせを見る。

迷彩候補の塗料と塗装したテストピースCOLOR CANDIDATES
マホガニーも比較候補に置き、ブラウン系の濃さをテスト。候補色と吹いた結果を同じ画面で確認します。
複数の配色と迷彩柄を比較したテストピースPATTERN STUDY
2色構成と3色構成を並べて比較し、旧記事では『3色の方がかっこいい』として本番の構成を変更しています。

COLOR STUDY / SELECTED

本番で使用した3色

旧記事の塗装順と完成写真から確認できる色だけを記録。

01 / BASE

C19SANDY BROWNサンディブラウン

02 / MIDDLE

C22DARK EARTHダークアース

03 / FINAL

C45SAIL COLORセールカラー

テスト写真に写るC42 マホガニーは比較候補です。本番の3色には含めていません。

SECTION 02 / MASKING MATERIAL

クラウド迷彩用マスキングを使う

不規則な曲線を持つ既製シールを、パーツごとに配置する。

ハイキューパーツのクラウド迷彩用マスキングシール3 MPACKAGE / CCMS3-M
ハイキューパーツ クラウド迷彩用マスキングシール3 M・3枚入(CCMS3-M)。
クラウド状の曲線が切り抜かれた迷彩用マスキングシートMASKING SHEET
細長い雲形のシールを切り分け、外装の面積と曲面に合わせて使用します。

MASK SHAPE

柄を描くのではなく、
残す形を選んで貼る。

同じシートでも、向き・長さ・重なり方によって見える柄は変わります。商品紹介ではなく、今回のパターンを作るための型として扱います。

この制作で実際に使用したのはクラウド迷彩用マスキングシール3 M(CCMS3-M)です。現在は同シリーズのCCMS4-Mも選択肢として販売されています。

CLOUD LINECURVED PARTLAYERED MASK

SECTION 03 / BASE COLOR

迷彩の土台となる色を塗装する

サーフェイサー グレー1200の後、C19 サンディブラウンを全塗装。

サンディブラウンのベースに1回目の迷彩マスキングを貼る様子BASE / C19 SANDY BROWN
最初に外装全体をサンディブラウンへ。ここで貼るシールが、最後まで残す1色目の範囲になります。

PAINT LAYER / 01

最初の色を塗り、
その色を残す場所から隠す。

3色を同時に塗り分けるのではなく、全面へ1色目を置いてから次の色へ進みます。最初のマスキングは、完成時にサンディブラウンとして見せたい部分を決める工程です。

PAINT CYCLE / 01

MASKING 01 COLOR 02

1色目を残し、最も濃いダークアースを重ねる。

SECTION 04 / MASKING 01

1回目のマスキング

曲面へ折り目を作らず、柄の偏りを見ながら配置。

サンディブラウンの外装パーツへ1回目の迷彩マスキングを施した状態MASKING LAYER / 01
外装全体へ分散させ、柄が一か所へ偏らないようバランスを見ながら貼っています。

SECTION 05 / COLOR 02

2色目を重ねる

一番濃いC22 ダークアースを塗装。

1回目のマスキング後にダークアースを塗装した外装パーツPAINT LAYER / 02
マスキングの上からダークアースを塗装。まだ剥がさず、次のマスキングへ進みます。
PAINT CYCLE / 02

MASKING 02 COLOR 03

ダークアースの面積を抑え、最後のセールカラーへ。

SECTION 06 / MASKING 02

さらにマスキングを重ねる

1回目から少しはみ出すイメージで、2層目を追加。

ダークアースの上へ2回目のマスキングを重ねる外装パーツDETAIL / LAYER 02
濃いダークアースの面積を抑えるため、残したい範囲を追加で隠します。
2回目のマスキングを施した外装パーツ一式ALL PARTS / LAYER 02
1回目のシールを残したまま、全パーツへ2回目を追加。

SECTION 07 / COLOR 03

最後の色を塗装する

C45 セールカラーを薄く数回に分けて塗装。

2層のマスキングの上からセールカラーを塗装した外装パーツPAINT LAYER / 03
重なったシールの隙間へ塗料が入り込まないよう、一度に吹かず薄く数回に分けて塗装しました。

CURRENT SERIES / CLOUD CAMOUFLAGE MASKこの制作ではCCMS3-Mを使用しています。現在は同シリーズのCCMS4-Mも選択肢として販売されています。


VISUAL CLIMAX / PAINT LAYERS 01—03

08

REVEAL

マスキングを剥がす

外装パーツから迷彩マスキングを剥がす作業
MASKEDかなりの量を貼っているため、剥がし残しがないよう確認しながら除去。
マスキング除去直後に現れた3色砂漠迷彩
REVEALサンディブラウン、ダークアース、セールカラーの境界が初めて現れます。
マスキングを剥がし終えた3色砂漠迷彩の外装パーツ一式
CAMOUFLAGE PATTERN / ALL PARTS3 COLOR DESERT CAMOUFLAGE

SECTION 09 / PATTERN CHECK

パーツを組んで迷彩のバランスを確認する

単体の柄を、MGドワッジ全体の面積で見る。

3色砂漠迷彩を組み上げ塗料と並べたMGドワッジPATTERN / ASSEMBLED
大きな脚部・腕部へ柄がつながり、パーツ単体では見えなかった密度を確認できます。

SECTION 10 / ACCENT COLORS

ソリッドカラーと迷彩を組み合わせる

全身を迷彩にせず、単色面との対比で見る。

迷彩前のソリッドカラーで組み上げたMGドワッジSOLID / BEFORE CAMO
胸部の濃色、腰の黄橙色、頭部の赤はソリッド塗装。
迷彩部分と単色部分を組み合わせたMGドワッジCAMO / ASSEMBLED
完成状態では、迷彩外装と単色部分が面積の差を作ります。

SOLID COLOR RECORD

GREENC511 ロシアングリーン 4BOREDガンダムカラー UG04 MSレッドYELLOWC58 黄橙色INNER FRAMEガンダムカラースプレー MSグレージオン系旧記事本文で使用箇所まで確認できる色のみ掲載しています。

SECTION 11 / DECAL WORK

水転写デカールでマーキングを追加する

迷彩の上へ少量のマーキングを配置し、マークソフターで密着させる。

迷彩外装へ水転写デカールを配置する作業POSITION
ピンセットで位置を整え、迷彩柄の中へ小さなマーキングを追加。
水転写デカールへマークソフターを塗る作業SOFTENER
旧記事ではマークソフターを使い、曲面のパーツへデカールを密着させています。

DECAL LOG

迷彩を隠さない量で、
機体番号と注意表示を追加。

この写真群は、将来「01 基本講座|水転写デカール」へ接続できる実制作例として扱います。

USED MATERIAL / DECAL SOFTENER水転写デカールを曲面へ密着させる工程で使用した軟化剤です。


SECTION 12 / FINAL FINISH

仕上げて完成へ

ウェザリングは行わず、トップコートで完成。

デカール後のパーツをトップコートへ進める状態TOP COAT / PARTS
迷彩塗装はつや消しクリアで整え、デカール後もトップコートで仕上げています。

FINAL FINISH

迷彩の境界とマーキングを、
マットな表面へまとめる。

今回はウェザリングを追加せず、この状態で完成としています。製品名・希釈率・乾燥時間など、旧記事で確認できない条件は追加していません。

PROCESS VERIFIED / COMPLETED UNIT

FINAL RESULT

ここまで見てきた工程の結果を確認する。

大型武装を構え3色砂漠迷彩が分かる完成後のMGドワッジ
MS-09GSANDY BROWN × DARK EARTH × SAIL COLOR
3色砂漠迷彩の完成したMGドワッジ全身上半身と腕部の迷彩を確認できるMGドワッジ

CAMOUFLAGE REPORT / 03

CAMOUFLAGE
SUMMARY

DETAIL 03で行った迷彩塗装

01

STUDY配色・迷彩テスト

02

BASEサンディブラウンを全塗装

03

MASK 011回目のクラウド迷彩マスキング

04

COLOR 02ダークアースを塗装

05

MASK 022回目のマスキングを追加

06

COLOR 03セールカラーを薄く重ねる

07

REVEALマスキングをすべて除去

08

FINISHデカール・つや消し仕上げ

TECH NOTE / CAMOUFLAGE PAINTING

迷彩塗装は「塗る」だけでなく
「残す場所を決める」。

最初の色を塗り、その色を残す場所をマスキングする。次の色を塗り、さらに残す場所を決める。この繰り返しが3色の境界とパターンになります。今回のMGドワッジでは、2回のマスキングが「どの色をどこに残すか」を決めています。

TOOLS / MATERIALS

実使用を確認できる材料

商品導線は本番実装時に「もしもアフィリエイト」へ接続できる構造です。

MASKINGHiQparts クラウド迷彩用マスキングシール3 MCCMS3-M / 3枚入
CAMOUFLAGE COLORSC19・C22・C45サンディブラウン/ダークアース/セールカラー
DECAL水転写デカール・マークソフター配置と密着に使用
FINISHつや消しクリア/トップコート製品名は旧記事で未確認のため記載なし

FIELD BUILD REPORT / ALL RECORDS CLOSED

SERIES COMPLETE

MG DWADGE

DESERT CAMOUFLAGE PROJECT

MGドワッジ完成

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大型武装を装備した完成後のMGドワッジ
MS-09G / COMPLETED UNIT