
DETAIL 04 · INNER STRUCTURE
GOLD FRAME
METALLIC LAYERS · FINAL ASSEMBLY
ゴールドフレーム塗装・最終組立・完成
MGEX ストライクフリーダム制作の最終工程はインナーフレームです。外装やバックパックの塗装が先に終わっているため、ここを仕上げれば最終組立へ進めます。
今回の方針は、メッキのゴールドをできるだけそのまま残し、成形色だったゴールドだけを塗装すること。MGEX最大の特徴である「複数のゴールド表現」を一色に塗りつぶさず、質感の差を残して完成させます。
インナーフレームを再び分解

仮組みしたインナーフレームを分解し、塗装する色ごとに分けます。ここまで細かく内部フレームを分解して塗装するのは久しぶりでした。小さなパーツも多く、クリップでつかみにくいものは保持方法を工夫しています。
フレームで使った主な色
| 部位 | 下地 | 使用色 |
|---|---|---|
| 成形色ゴールド | ブラック系サーフェイサー | Mr.メタルカラー ブラス |
| 白系の一部 | グレー系サーフェイサー | Mr.カラー C11 ガルグレー |
| レッド | グレー系サーフェイサー | Mr.カラー C68 モンザレッド |
| グレー系 | グレー系サーフェイサー | Mr.カラー C366 インターミディエートブルー |
| ブルー | グレー系サーフェイサー | Mr.カラー C80 コバルトブルー |
| メッキゴールド | 塗装なし | キットのメッキをそのまま使用 |
成形色ゴールドをブラスで塗装


成形色だったゴールドは、ブラック系サーフェイサーの上からMr.メタルカラー ブラスを吹きました。メッキ部分と並べたときに、同じ金色でも質感が変わることを狙っています。
期待したほど明るいゴールドにならなかった
ここは成功例だけではありません。今回のブラスは希釈状態が適切ではなかったようで、期待したほど明るい金属感になりませんでした。塗装前の成形色と比べても、思ったほど大きな変化が出なかった部分があります。
結果としてメッキパーツとの色差は残りましたが、同じ塗料をもう一度使うなら、希釈と吹き方を再検証したい部分です。メタリック塗装は塗料だけでなく、下地と塗膜の乗せ方でも見え方が変わります。詳しくはガンプラのメタリック塗装でまとめています。
GOLD FRAME|外装前の内部構造


外装を取り付ける前に、一度フレームだけで組み上げました。完成すると隠れてしまう部分も多いため、この状態はMGEXの構造を見るうえでかなり重要です。
メッキ、成形色から塗装したブラス、その他のメカ色が重なることで、外装がなくても一つの完成品のような情報量があります。MGEXストライクフリーダムを作るなら、外装を急いで付ける前に一度この状態をじっくり見ておく価値があります。
塗装済み外装を取り付ける


前の工程で仕上げた外装を取り付けます。灰色9号を中心にした白外装の隙間からゴールドが見え、フレームだけの状態とはまったく違う印象になります。
バックパックを付ける前の状態でも十分に格好よく、胸部、肩、腰、脚部で少しずつ見えるゴールドが全身をつないでいます。外装をすべて被せても内部フレームの存在が消えないのは、このキットの大きな魅力です。
最終組立|約2か月の制作が完了

バックパックと武装を取り付け、MGEX ストライクフリーダムが完成しました。4月ごろから作業を始め、完成まで約2か月。パーツ数が多いキットなので、塗装そのものだけでなく、分解・分類・再組立にもかなり時間を使っています。
今回は大きな改造をせず、キットの造形をそのまま活かしました。それでも外装のソリッド塗装と、複数のゴールド表現を残したフレームによって、無塗装状態とは違う仕上がりになっています。
ブラスの仕上がりなど反省点もありますが、その失敗を含めて、このキットでメタリック塗装をどう扱うかを考える材料になりました。