
DETAIL 01 · KIT ANALYSIS
DRY FIT
STRUCTURE · THREE GOLD TONES · UNDERGATE
仮組み・構造・ゴールド表現
MGEX ストライクフリーダムの制作は、まず仮組み(Dry Fit)から始めました。発売時に特に注目されていたのは内部フレームのゴールド表現ですが、実際に組んでみると、アンダーゲートやパーツ分割など、組み立てる人を意識した設計も印象に残ります。
今回は塗装前提で制作するため、完成形を見るだけでなく、後で分解しやすいか、塗装したいパーツはどこか、外装とフレームがどのように重なるかも確認しながら進めました。
開封して最初に確認したゴールド表現


ゴールドのランナーは3種類あります。このうち2種類はメッキ系の表現で、Gランナーは成形色のゴールドです。すべてを同じ金色にせず、異なる質感を組み合わせることで、組み立てただけでも内部フレームに色の変化が出ます。
今回の制作ではメッキ部分は基本的にそのまま残し、成形色のGランナーだけを後の工程でメタリック塗装することにしました。塗装する部分と残す部分を仮組みの段階で決めておくと、後の分解作業がかなり整理しやすくなります。


ランナー数が多いので最初に整理する


ランナー数が多いため、マスキングテープを使ってランナー記号を見つけやすくしました。付属の紙製ランナースタンドも使いましたが、4枚分だけでは足りなかったため、以前から使っていたスタンドも併用しています。
MGEXのようにパーツ数の多いキットでは、組み立て技術そのものよりも「探す時間を減らす」「外したパーツをなくさない」ことが作業時間に大きく効いてきます。後の全塗装でも、このパーツ管理が重要になりました。
内部フレームを組んでゴールドの重なりを見る

説明書では内部フレームから組み立てていきます。複数のゴールドパーツが組み合わさることで、外装を付ける前からメカらしい密度があります。一方で、成形色のGランナーはメッキ部分と比べるとやや落ち着いた色に見えたため、ここを今回の塗装対象にしました。
バックパックとドラグーン


以前制作した通常MGストライクフリーダムでは、ドラグーン周辺に合わせ目処理が必要な部分がありました。MGEXでは段落ちモールドとして処理されている部分が多く、塗装後に組み立てやすい構成になっています。
バックパックはボリュームがありますが、外装の隙間からゴールドが見える構造になっていて、完成後も内部フレームの存在感が残ります。
外装とアンダーゲート


外装にもアンダーゲートが多く採用されています。特にメッキパーツは、通常の位置にゲート跡が出ると切断部分から下地が見えやすいため、この構造はかなり助かります。
ただし、アンダーゲートだから処理が不要というわけではありません。組み付け面にゲート跡が残るとパーツが浮くこともあるため、仮組みしながら必要な場所を整えました。塗装前のゲート処理やヤスリがけについては、ガンプラの表面処理でも詳しくまとめています。
クリアパーツは透明感を残して仕上げる


腕や肩などに使うクリアパーツは無塗装で使うため、ゲート跡を中心に整えました。二度切りした後、#600、#1000、#2000と細かくし、最後にコンパウンドで磨いています。透明パーツは傷が目立ちやすいので、一気に削るのではなく段階的に整えました。
2丁のライフルと連結ギミック


ライフルは2丁とも伸縮し、後部を開閉して連結できます。塗装後も動かす部分なので、仮組み時に擦れそうな部分や分解方法を確認しておきました。
仮組み完成|通常MGと比べて分かったこと


仮組みには約10日かかりました。通常MGストライクフリーダムと並べると、MGEXは全体にボリュームが増し、ふくらはぎなども大型化しています。関節や装甲の隙間からゴールドが見えるため、同じ機体でも情報量の差がかなり大きく感じられました。
一方で、パーツ数はかなり多いものの、アンダーゲートや合わせ目を目立たせにくい分割など、組み立てを助ける工夫も多くあります。今回の制作では、この時点で「大きなディテールアップは行わず、キットの造形を活かして塗装する」という方針を決めました。
次の工程|バックパックと武装の塗装へ
仮組みで構造を確認できたので、次はバックパック・ドラグーン・ライフルから塗装します。外装とインナーフレームを一度に分解するとパーツ管理が大変になるため、部位ごとに塗装を完了させる進め方にしました。