
DETAIL 02 · WEAPON SYSTEM
BACKPACK & WEAPONS
SUPER DRAGOON · RIFLE · COBALT BLUE
バックパック・ドラグーン・ライフル塗装
仮組み(Dry Fit)で全体の構造を確認したので、ここから塗装へ進みます。最初に手を付けたのはバックパック、ドラグーン、ライフルです。外装とインナーフレームまで一度に分解するとパーツ管理が大変になるため、部位ごとに塗装を完了させる進め方にしました。
キット自体のディテールが十分に細かいため、大きな改造は行いません。設定カラーの印象を崩さず、ソリッド塗装と部分的なメタリック塗装、塗り分けで仕上げています。
分解して色ごとに管理する


分解にはパーツオープナーを使い、外したパーツは色ごとに分けて保管しました。ゴールドメッキのパーツは塗装せず、そのまま残します。仮組み時に「塗るゴールド」と「残すゴールド」を決めておいたことで、分解後の判断がかなり楽になりました。
今回の使用色
| 部位・役割 | 下地 | 使用色 |
|---|---|---|
| 成形色ゴールド | ブラック系サーフェイサー | Mr.メタルカラー ブラス |
| ライフル先端などメカ部 | ブラック系サーフェイサー | 焼鉄色 |
| ブラック | ブラック系サーフェイサー | つや消しブラック |
| ドラグーンのブルー | グレー系サーフェイサー | コバルトブルー |
| レッド | グレー系サーフェイサー | モンザレッド |
| グレー系 | グレー系サーフェイサー | インターミディエートブルー |
| ホワイト系 | グレー系サーフェイサー | 灰色9号 |
| 部分塗り分け | 既存塗膜 | RLM75 グレーバイオレット |
今回は基本的にエアブラシによるソリッド塗装です。グラデーションを付けず、各色を均一に発色させています。吹き方の基本はエアブラシ塗装の基本、均一な色面の作り方はソリッド塗装で詳しく解説しています。
成形色ゴールドはブラスで塗装


メッキのゴールドは無塗装で残し、Gランナーなど成形色だったゴールドだけをMr.メタルカラー ブラスで塗装しました。ブラック系サーフェイサーを下地にして金属色を重ねています。
この塗料は上からラッカー系クリアを重ねると見え方が変わりやすいため、この時点ではトップコートをかけずに仕上げています。メタリック塗装の下地や金属色の見え方については、ガンプラのメタリック塗装でもまとめています。
焼鉄色・ブラックでメカ部分を締める


ライフル先端などのメカ部分には焼鉄色を使用しました。ブラックはつや消しで塗装し、ブルーやレッドの鮮やかな外装色と対比させています。金属色をすべて強く光らせるのではなく、暗いメカ色を混ぜることでゴールドが目立ちやすくなりました。
ドラグーンはコバルトブルーで明るく


ブルーは設定色より少し明るい方向を狙い、コバルトブルーを選びました。ソリッド塗装なので色そのものの鮮やかさが出やすく、ゴールドフレームとのコントラストも強くなっています。
マスキングでライフルの色数を増やす


ライフルは一色で終わらせず、マスキングで部分的に塗り分けました。境界に少しはみ出した部分もありましたが、後の修正とスミ入れを含めて整えています。細かなパーツ分割があるMGEXでは、塗り分けを増やしすぎなくても十分な情報量があります。
スミ入れは塗膜とパーツへの負担に注意

スミ入れにはタミヤのスミ入れ塗料を使いました。明るいパーツを中心にブラック、つや消しブラックなど暗いパーツにはグレーを使用しています。
ラッカー塗膜の上では拭き取りやすいものの、エナメル溶剤がパーツの隙間へ大量に入り込むとプラスチックを傷める場合があります。組み上がったパーツへ必要以上に流し込まず、少量ずつ作業しました。
デカールで情報量を追加


付属デカールを中心に、一部は手持ちのデカールも追加しました。ドラグーンのデカールは、すべて貼り終えた後に向きを間違えていたことに気付きました。今回はそのまま完成させましたが、同じキットを作るなら説明書とパーツの向きを先に照合してから貼るのが安全です。
バックパックとライフル完成

ゴールドへトップコートを重ねると質感が変わるため、最後のクリアはゴールド以外のパーツを中心に組み立て前に行いました。ドラグーンのコバルトブルーは狙った通り鮮やかに仕上がりましたが、モンザレッドは組み上げると少し落ち着いて見えたため、もう少し明るくしてもよかったと感じています。
分解からバックパックとライフルの完成まで約15日。塗装そのものより、色ごとの分解・塗り分け・デカールまで含めた工程数が時間のかかった部分でした。
次の工程|外装のソリッド塗装へ
ここで使ったコバルトブルー、モンザレッド、灰色9号などを基準に、次は本体外装を塗装します。バックパックで色の組み合わせを一度確認できたため、外装では同じ系統を使って全身の統一感を作ります。