
03 / PAINT / ENGRAVING
DETAIL 03 / GOLD & ENAMEL
SinanjuVer.Ka
ゴールドを下地にエナメルブラックを重ね、拭き取りでネオ・ジオンの装飾を浮かび上がらせる。
今回はMG シナンジュ Ver.Kaの本体塗装です。この制作で最も時間を使った工程になります。
赤い外装の立ち上げ塗装だけでなく、エングレービング、内部フレーム、バーニア、大量のドライデカールまで一気に進めます。特にエングレービングは今回が初挑戦です。
エングレービング塗装



今回行った方法は比較的シンプルです。最初にラッカー系のゴールドを塗装し、その上からエナメル系のブラックを全面へ重ねます。この時点ではパーツは一度真っ黒になります。
乾燥後、エナメル溶剤を含ませた綿棒で凸部分のブラックだけを少しずつ拭き取り、下に塗ったゴールドを露出させます。
- ラッカー系ゴールドを塗装
- エナメル系ブラックを重ねる
- エナメル溶剤で凸部を拭き取る
下地のゴールドと上塗りのブラックで塗料の種類を分けることで、ブラック側を調整できます。初挑戦でしたが、想像していたより作業しやすく感じました。
尖った綿棒が使いやすい
エングレービングには非常に細かな部分があります。そこで今回は形の違う綿棒を4種類用意しました。
一番使いやすかったのは、メイク用の先端が尖ったタイプです。普通の丸い綿棒では入りにくい細かな模様にも届きやすく、かなり作業が楽になりました。

赤い外装の立ち上げ塗装
赤い装甲はバックパックと同じ塗装構成です。
- グレーのサーフェイサー
- クレオス あずき色
- 蛍光レッド
蛍光レッドは隠ぺい力の強い色ではないため、狙った発色になるまで少し時間がかかりました。一気に赤くするのではなく、下のあずき色を残しながら少しずつ明るくしています。



その他の塗装
- ブラック系パーツ:ブラックサーフェイサー→グレーバイオレット
- 肩・腰周辺のダクト状ディテール:ゴールド
- 内部フレーム:焼鉄色を中心としたソリッド塗装
- バーニア:シルバー
バーニアは最後にシャドー吹きを行う予定なので、汚れの変化が分かりやすい色としてシルバーを選びました。
ドライデカール
本体塗装が終わったら、大量のドライデカールを貼ります。今回はVer.Kaらしい完成状態に近づけるため、普段より指定に沿って多くのデカールを使用しました。



位置合わせに使ったのは透明なセロハンテープです。ただし、そのままでは粘着力が強いため、一度テーブルなどへ貼って剥がし、粘着力を少し弱くしてから使用しました。
- 必要なデカールを切り出す
- テープで保持する
- 位置を合わせる
- しっかりこすって転写する
- ゆっくりテープを剥がす
デカールにも少しダメージを追加


貼り終えた一部のデカールは、針先を使ってごく軽く傷を付けています。激しい戦闘ダメージではなく、整備や通常運用の中で少し傷が付いた程度のイメージです。
まとめ


本体塗装とデカールが完了しました。シナンジュ制作の中でも、この工程が一番時間のかかった部分です。制作前には難しそうに感じていたエングレービングも、実際に試してみると工程は分かりやすく、大きな塗り直しもなく完成させることができました。
次の工程:DETAIL 04|ウェザリング・完成

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