
MG MS-06S ZAKU II Ver.2.0 / RED COMET
MG シャア専用ザクII Ver.2.0
少ない加工と塗装・ウェザリングで完成度を高めた、赤い指揮官機の制作記録。
MG シャア専用ザクII Ver.2.0を、キットの持つプロポーションを活かしながら少しだけ手を加えて仕上げた制作記録です。肩スパイクやモノアイ周辺をシャープに見せ、外装はガンダムカラーを中心に塗装。最後にチッピングとスス汚れを加えています。
01|KIT & DRY FIT
MG ザクII Ver.2.0は、量産型と基本構造を共有しつつ、シャア専用機ではバックパックや脚部バーニア周辺に違いがあります。Ver.1.0と比べると動力パイプまわりは扱いやすくなっていますが、塗装前の下処理では相変わらず手数の多い部分です。



BUILD POINT
大掛かりな形状変更ではなく、完成後に視線が集まりやすい頭部と肩を中心に手を加える方針にしました。
02|DETAIL UP
肩のスパイクは先端を整えてシャープな印象に。モノアイ周辺はプラ板を使い、上側を少し絞ることで目つきを細く見せています。膝や股間周辺にもプラ材を追加し、情報量を少しだけ増やしました。



03|PAINT
外装はシャア専用機らしい赤系を維持し、ガンダムカラーを中心に塗装しました。ピンク部分にはUG10 MSシャアピンク、濃い赤にはUG11 MSシャアレッド、グレー部にはMSファントムグレー、内部フレームにはMSグレー ジオン系を使用しています。


この作例では立ち上げ塗装ではなく、色面を素直に見せる塗り方を選んでいます。モールドにはエナメルの黒を使い、陰影を補いました。
04|WEATHERING
仕上げは重いダメージ表現ではなく、少し使用感を加える程度にしています。エナメル塗料のグレーをスポンジの角で置き、タミヤ ウェザリングマスターBのススを加えて全体をなじませました。
狙いは「派手に汚す」ではなく、赤い外装の情報量を少し増やすこと。
05|FINISHED


Ver.2.0らしい可動範囲とザクらしい力強いプロポーションを残しながら、少ない加工でも印象を変えられました。大規模改造をしなくても、視線が集まる部分の形状と塗装・ウェザリングを整えることで完成度を上げられる作例になったと思います。