DETAIL 02 / MAIN DEVELOPMENT FILE
3D PRINT
CUSTOM
純正デザインを残したまま、ロングライフルとスーパードラグーン周辺の追加部品を設計。失敗、寸法差、再出力までを残したプロトタイプ開発記録です。

WHAT TO MAKE
純正ライフルとは別に、バズーカとロングライフルの中間のような大型武器を作る。

純正ストライクフリーダムの印象を壊さず、機体の大きさに負けない長い武器を追加することが目標です。市販品を探すのではなく、全体の長さとシルエットを自分で決めてデータ化しました。
3Dプリンターを使うことではなく、欲しい形を完成作品へ組み込むことが目的です。
DESIGN
出力ボタンを押す前の設計が、サイズ・厚み・強度・接続精度を決めます。


画面上では魅力的に見えても、実物へ持たせると小さかったり、薄い面が出力時に変形したりします。プリント前の設計と、プリント後の実物確認は一つの工程です。
3Dプリンター総合を見る →LONG RIFLE / TEST 01–03
サイズと薄い部分の波打ちを、3回の出力で修正しました。

小さく、薄い面が波打つ
機体へ持たせると迫力が足りず、サポート材を切る前に再設計へ。

大型化し、方向性を確認
少し大きすぎるものの狙いへ近づきました。薄い部分の変形は残ります。

形状修正で波打ちを改善
サポート跡と表面を処理すれば、完成作品へ使える状態になりました。
DRAGOON DESIGN
純正部品をすべて作り直さず、既存パーツへ3Dプリント追加部品を組み合わせます。



DRAGOON / TEST PRINT 01
最初は大きさと雰囲気を確認。サイズが良かったため、次に接続部を追加設計しました。



DRAGOON / TEST PRINT 02
8基中4基は成功。残り4基は接続形状が違い、そのままでは適合しませんでした。


同じように見える8基でも、すべて同一条件ではありませんでした。複数個へ展開する前に、部品ごとの差を確認する必要があります。
DIMENSION & TOLERANCE
CAD寸法と完成した出力品の実寸は、必ずしも完全一致しません。

ノギスで測った寸法をCADへ入力しても、出力方向、レジン、硬化、プリンター精度などによって完成寸法には差が出ます。今回は穴をドリルで軽く調整し、無理なく差し込める状態へ整えました。
REVISION / FINAL OUTPUT
接続部を再設計し、最終的に8基すべてを装着。ロングライフルも完成しました。



STRENGTH PROBLEM
形が合っても、力の掛かる接続部が弱ければ完成後に破損します。

次に設計するなら、接続部を厚くし、力が集中する部分へ補強形状を入れます。見た目の寸法だけでなく、装着・保持・落下時の力まで想定する必要があります。
3D PRINTER LEARNING
最初から完璧なデータを作る必要はありません。
画面上で考え続けるだけでなく、一度出力して実物へ合わせ、問題を見つけて修正する。この試作サイクルこそ、3Dプリンターを模型制作へ使う強みです。失敗した出力も、次の寸法と形を決めるための設計資料になります。
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