DETAIL 03 / PAINT & FINISH
PAINT
& FINISH
基本配色を守りながらトーンを調整。ゴールドフレーム、3Dプリント装備、軽いウェザリングを同じ完成像へまとめます。

PAINT CONCEPT
設定の基本配色は維持し、グラデーションが読み取れる明度へ少し調整。


濃い色を選ぶと、下地から立ち上げた濃淡が見えにくくなります。そのため青や紺を含め、設定色の印象を残しながら少し明るい色を選びました。
WHITE
純白ではなく、薄いグレーで外装面を整えます。
BLUE / NAVY
青と紺は同じ黒下地から、明るさの異なる飛行機模型用カラーへ。
ブルーグレー FS35189
フィニッシングサーフェイサー1500 ブラックから塗装。
インターミディエートブルー FS35164
暗く沈みすぎない青を選び、濃淡が見える状態へ。
RED / YELLOW / GRAY
面積の小さいアクセント色も、下地と発色を見ながら塗り分けます。
C13 ニュートラルグレー → C315
レール砲などの機械色を段階的に調整。
C4 イエロー
発色が弱いため、一度で厚くせず複数回へ分けた方がよかった色です。
オキサイドレッドサフ → MSシャアピンク
下地から赤系へ寄せ、少ない塗膜でも色を作ります。
GOLD FRAME
GXレッドゴールドとスーパーゴールド2を比較し、全体へ合う金を選びます。

GXレッドゴールド
赤みがあり、存在感の強いゴールド。
スーパーゴールド2
白っぽく主張しすぎず、白い外装と青へ自然に合いました。
ブラックサーフェイサーを下地に、最終色としてスーパーゴールド2を採用しています。
メタリック塗装を詳しく見る →3D PRINT PARTS PAINT
自作部品だけが浮かないよう、本体と同じ塗装体系へ馴染ませます。

ロングライフルとドラグーン周辺の追加部品は、造形方法が違っても完成作品の中では同じ装備です。表面処理を行い、本体と共通する下地・配色・艶へそろえることで、純正パーツとの境界を目立たせないようにしました。
ソリッド塗装を詳しく見る →WEATHERING
重いダメージではなく、模型としての立体感を補う軽い使用感。


エナメルのダークグレーとウェザリングマスターBのススを使用。劇中ではほとんど被弾しない機体なので、強い傷や泥ではなく、輪郭と陰影を補う程度に抑えています。
ウェザリング技法を見る →FINAL ASSEMBLY
ドラグーン8基、追加部品、ロングライフルを組み込み完成へ。

塗装した各部を擦らないよう順序を考えて組み戻し、スーパードラグーンへ3Dプリント追加部品を装着します。最後にロングライフルを持たせれば完成ですが、その直前に大きなトラブルが起きました。
ACCIDENT & REPAIR
完成直前に落下。設計上の弱点を、完成作業として修復しました。

ライフルと複数の3Dプリント部品が破損。接着剤で戻し、必要な箇所は真鍮線を通して補強しました。折れたライフルは再出力しています。
DETAIL 02では接続強度の設計課題として、ここでは完成へ戻すための修復工程として記録します。
FINISHED
3Dプリンター改造から塗装、破損修復までを経て完成。




3Dプリンターによる装備制作から塗装、破損修復まで含め、予定以上に時間のかかった作品でした。しかし、自分で設計したパーツを完成作品へ組み込めたことで、その後の3Dプリンター活用につながる一体になりました。