サーフェイサーの薄め方と希釈比|初心者でも失敗しないエアブラシの使い方

こんにちは管理人のアヒルです。
サーフェイサーは基本的に1:1で希釈すると扱いやすくなります。
しかし、毎回その都度うすめ液で調整していると濃度が安定せず、ダマになったり厚塗りになったりすることもあります。

この記事では、初心者向けに

  • サーフェイサーのおすすめ希釈比
  • エアブラシでの適切な設定
  • 薄めて保存しても大丈夫なのか

を実体験をもとにわかりやすく解説します。

毎回の希釈作業を安定させたい方は、ぜひ参考にしてください。

サーフェイサーとは?初心者向けにわかりやすく解説

サーフェイサーとは、塗装前にプラモデルの表面へ吹き付ける下地材のことです。

主な役割は次の3つです。

  1. パーツ表面の細かいキズを埋める
  2. 色ムラを防ぐ
  3. 上から塗る塗料の食いつきを良くする

特にプラモデルの場合、成形色のまま塗装すると色が透けたり、ムラになったりすることがあります。
サーフェイサーを吹いておくことで、塗装の発色が安定し、仕上がりがワンランク上がります。

また、表面処理の段階で見落としたキズもサーフェイサーを吹くことで確認できます。
「最終チェック用の塗料」と考えるとわかりやすいでしょう。

初心者のうちは「本当に必要?」と思うかもしれませんが、仕上がりを安定させたいならサーフェイサーはほぼ必須の工程です。

サーフェイサーのおすすめ希釈比【基本は1:1】

サーフェイサーをエアブラシで使用する場合、
基本の希釈比は「サーフェイサー1:うすめ液1(1:1)」が扱いやすい目安です。

この比率にすることで、

  • 粒子が細かくなりやすい
  • ダマになりにくい
  • 厚塗りを防ぎやすい

といったメリットがあります。


濃すぎる場合(希釈不足)

サーフェイサーの濃度が高いと、

  • 吹き出しが荒れる
  • ダマになる
  • モールドが埋まりやすい

といったトラブルが起こります。

特に初心者のうちは「隠ぺい力を上げたい」と思って濃いまま吹きがちですが、結果的に失敗につながることが多いです。


薄すぎる場合(希釈しすぎ)

逆に薄めすぎると、

  • 何度も吹く必要がある
  • 表面がザラつく
  • 乾燥に時間がかかる

といった問題が出ます。


実際に使って感じた最適バランス

私の場合は、1:1を基準にして
気温や湿度によって少しだけうすめ液を足す程度にしています。

毎回その都度希釈すると濃度が微妙に変わってしまうため、
あらかじめ1:1で調整して保存しておくことで、吹き心地が安定しました。

初心者の方はまず「1:1」を基準に試すのがおすすめです。


■ 瓶タイプを使う理由|スプレーとの違い

現在サーフェイサーには、スプレータイプと瓶タイプがあります。
私は瓶タイプを使用しています。

価格だけを見ると、

  • スプレー:約170ml(約600円)
  • 瓶タイプ:約40ml(約300円)

となっており、1:1に希釈すれば瓶タイプは約80mlになります。
一見するとスプレーの方が割安に感じます。

しかし、スプレーは噴射量を細かく調整できないため、
吹きすぎてしまうことが多く、結果的に無駄が出やすいと感じています。

エアブラシなら

  • 必要な量だけ吹ける
  • 薄く均一に重ねられる
  • 細かいパーツにも対応できる

というメリットがあります。

コントロール性を重視するなら、瓶タイプ+エアブラシがおすすめです。

■ 私のサーフェイサーの薄め方(簡単1:1調整法)

よくかき混ぜます
瓶から容器に移す時にこぼれそうなので比較的口の大きい物を選びました。

希釈方法はとてもシンプルです。

① 瓶のサーフェイサーをよく撹拌する
② 100円ショップで購入したフタ付き容器(口広め)に移す
③ 空いた瓶に「GSIクレオス Mr.カラー ラピッドうすめ液」を入れる
④ 瓶の内側に残ったサーフェイサーをしっかり溶かす
⑤ それを容器に加える

これで、ほぼ1:1の希釈状態になります。

瓶の容量をそのまま基準にできるため、
計量カップがなくても簡単に安定した濃度が作れます。

GSIクレオス Mr.カラー ラピッドうすめ液

瓶のサーフェイサーを全部流し込みます。口が大きいので安心して注げます。

サーフェイサー用の薄め液を開けた瓶に入れます。この時サーフェイサーが入っっていた分量と同じ分量入れます。残ったサーフェイサーを出来るだけキレイに落とします。

■ 使用しているうすめ液について

私は GSIクレオス Mr.カラー ラピッドうすめ液 を使用しています。

理由はシンプルで、メーカーが推奨しているためです。

以前は一般的なラッカー用うすめ液でも試していましたが、
体感としては大きな違いは感じませんでした。

そのため、

  • メーカー推奨で安心して使える
  • 入手しやすい
  • 迷わず選べる

という理由から、現在はラピッドうすめ液を使用しています。

初心者の方は、まずメーカー推奨のうすめ液を選んでおけば間違いありません。

■ サーフェイサーの分離対策(ビー玉を使った撹拌方法)

サーフェイサーは長期間保存していると、成分が分離してしまうことがあります。
そのまま使うと濃度が不均一になり、塗装トラブルの原因になります。

そこでおすすめなのが、容器の中にビー玉を入れておく方法です。

私はスプレー缶などから取り出したビー玉を容器の中に入れています。
こうしておくと、分離していても容器を振るだけで簡単に撹拌でき、元の状態に戻りやすくなります。

また、模型用として撹拌用のステンレスボールも販売されています。
こちらを使用しても問題ありません。

空になったスプレーから中の玉を取り出します。今回は3缶分、1缶に2個の玉が入っています。ガラスのようです。

キレイに掃除した玉を2個ずつ入れておきます。使う時の撹拌がしやすくなります。

ブラック、グレー、マボガニーの3種類を用意しておきました。今回買った容器では3個分くらいが限界のようです。カラーもやりたいのですがいいサイズの容器に出会えません。見つかればよく使うカラーは作っておいてもいいかもしれません。

■ エアブラシで吹くときの設定(圧力・距離・乾燥時間)

サーフェイサーをエアブラシで吹く場合、
希釈比だけでなくエアブラシの設定も重要です。

設定が合っていないと、

  • 表面がザラザラになる
  • ダマができる
  • 厚塗りになってモールドが埋まる

といったトラブルの原因になります。

初心者の方は、まず次の設定を目安にすると扱いやすいです。


ノズル径の目安

サーフェイサーは粒子がやや大きいため、
0.3mm以上のノズル径のエアブラシが使いやすいです。

0.2mmでも吹けないことはありませんが、
詰まりやすくなるため注意が必要です。


エア圧(圧力)の目安

エア圧は 0.08〜0.1MPa程度 を目安にすると吹きやすくなります。

圧力が低すぎると塗料がうまく霧化せず、
粒子が粗くなってしまいます。

逆に高すぎると塗料が飛び散りやすくなるため、
適度な圧力に調整することが大切です。


吹き付ける距離

パーツから 10〜15cm程度離して 吹くと安定します。

近すぎると塗料が溜まりやすく、
厚塗りの原因になります。


塗装のコツ

サーフェイサーは一度で塗り切ろうとしないことが大切です。

  • 薄く吹く
  • 乾燥させる
  • もう一度薄く吹く

というように、数回に分けて重ねるときれいに仕上がります。

■ まとめ

サーフェイサーをエアブラシで使用する場合は、
1:1の希釈比を目安にすると扱いやすくなります。

今回紹介したポイントをまとめると次の通りです。

  • サーフェイサーの基本希釈比は 1:1
  • 瓶タイプを使うとエアブラシで量を調整しやすい
  • 薄めた塗料は容器に保存しておくと作業が安定する
  • 容器にビー玉を入れておくと簡単に撹拌できる
  • エアブラシは 0.08〜0.1MPa程度 の圧力が目安

初心者の方はまずこの設定を基準にして、
自分の塗装環境に合わせて少しずつ調整していくと失敗が少なくなります。

サーフェイサーは塗装の仕上がりを大きく左右する工程です。
しっかり下地を整えて、きれいな塗装につなげていきましょう。

よくある質問

Q. サーフェイサーは必ず薄めて使う必要がありますか?

エアブラシで使用する場合は、基本的に薄めて使う必要があります。
原液のままだと塗料が濃く、ダマになったり詰まりやすくなります。
初心者の方は 1:1の希釈比 を目安にすると扱いやすいです。


Q. 薄めたサーフェイサーはどれくらい保存できますか?

しっかり密閉しておけばある程度保存できます。
ただし長期間保存すると成分が分離することがあります。

その場合は容器を振って撹拌すれば問題なく使用できます。
ビー玉などを入れておくと撹拌しやすくなります。


Q. スプレータイプと瓶タイプはどちらがおすすめですか?

手軽に使いたい場合はスプレータイプ、
塗装量を細かく調整したい場合は瓶タイプ+エアブラシがおすすめです。

エアブラシの場合は必要な量だけ吹くことができるため、
無駄が少なく安定した塗装ができます。

今回使用した道具

Mr.サーフェイサー

Mr.カラーラピッドうすめ液

エアブラシ

撹拌用ボール

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